あけび蔓の手編みカゴ。世界でたった一つの感動をあなたに。 にしわが通信vol.37
こんにちは!にしわがチョイスです。
先週の11月4日には今季初の雪が降り、
慌てて車のタイヤを交換した人もいたようでした。
各家々では窓の雪囲いなど、
冬の準備を着々と進めています。
名物の凍み大根や、大根の一本漬けの準備なども
そろそろ始まる頃‥。
豪雪地・西和賀では、冬支度が肝心です。
去年は記録的な少雪でしたが、さて、今年はどうでしょうか。
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目次
1. 冬の手仕事・あけび蔓のカゴ作りが始まります
2. わらび粉100%の口溶け!物産展で大人気の「わらび餅・華」
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11月7日錦秋湖付近 Photo by 瀬川強
1. 冬の手仕事・あけび蔓のカゴ作りが始まります
農作業が一段落し、雪がちらつき始めると
今年も蔓(つる)細工に精を出す季節がやってきます。
工房と直売所を兼ねる若畑創作館の入り口には
クルミや山ブドウの皮、あけび蔓を使った大小様々なカゴ、
一輪挿し、傘立て、鍋敷きなどの作品がずらりと並び、
訪れるお客さんを出迎えてくれます。
様々な編みの技法や、つくり手の微妙な匙加減、
さらに素材の微妙な色合いの違いによって
同じものは一つとしてありません。
冬季しか開かないこの若畑創作館には、
世界でたった一つのお気に入りのカゴを求めて
わざわざ雪の中を訪ねて来る人も。
玄関ホールの隣の部屋では、
編み手のお母さんたちがストーブを囲んで
秋に収穫しておいた木の蔓や樹皮で
カゴや日用品を製作しています。
もはや伝統工芸とも呼べるほどの蔓細工ですが
編み手の減少や、素材の調達の苦労などによって
ますます希少性が増しています。
使うほどに色艶に深みが生まれ
一生モノのお付き合いができるあけび蔓のカゴ。
和服にも洋服にも合わせることができ、
インテリアとしても活躍します。
※取っ手などが劣化した際は修理も可能(有料)です
2. わらび粉100%の口溶け!物産フェアで大人気の「わらび餅・華」
岩手県内では「西わらび」として
その名を轟かせる西和賀のわらび。
瑞々しくアクが少ないことと、
とろとろした粘りが特徴ですが
わらび餅にすると、素材の良さが際立ちます。
西和賀産のわらび粉は、
他産地のものよりも色が透明に近く、クセがありません。
また、その粘り強さは有名な和菓子職人も価値を認めるほど。
しかし、実はこのわらび粉、
わらびの重量のたった5%しか採れない超貴重品なんです!
その希少な西和賀産わらび粉を100%使って練り上げたのが、
物産展や県産品フェアで大人気を誇る「わらび餅・華」。
ピュアで幸せな口溶けは、わらび粉100%ならではの味わい。
実際、わらび粉だけで作ったわらび餅には、なかなかお目にかかれないもの。
自分へのご褒美に、お土産に。
本物のわらび餅はいかがでしょうか。