年を重ねるほど艷やかに輝く。にしわが編み細工ストーリー。 にしわが通信 Vol.26
こんにちは!にしわがチョイスです。
ここ最近は、夕方になると
錦秋湖から霧が立ち上ってきます。
先日は雲海のように霧が広がり
幻想的な景色に出会いました。
毎日見ている景色が、
1日として同じ日はないのだと
感じさせてくれます。
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目次
1. 使うほどにツヤと味が出る自然素材の編みカゴ
2. つるんと喉越し!わらび粉みるくプリン
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1. 使うほどにツヤと味が出る自然素材の編みカゴ
梅雨の時期、
西和賀を車で走っていると
あちこちで栗の花を見かけます。
編み細工に使う山ブドウやクルミの樹皮は
「栗の花が咲く頃に採ると良い」と言われ、
山のカウボーイ・児玉さんはちょうど今頃に
山にカゴ編みの材料を採りに行きます。
「高いところのブドウの枝に届かなくて
ロープかけて引っ張ったら、
ロープの方が切れてしまった」
そんなエピソードを聞くと、
ブドウ蔓のしなやかさと強さが想像できます。
つるや樹皮のカゴは、編むにも時間がかかりますが
なんといっても素材を調達するのがとっても大変。
後継者が減っている理由の一つは
山を知り、素材を手に入れる体力のある人が
減っていることもあるようです。
若畑地区でぶどう蔓を採りに行けるのは
現在では児玉さん一人だとか。
(あけび蔓を収穫している児玉さん)
児玉さんと一緒に冬にカゴ編みをしている
若畑老人クラブの若子さんは、来年で90歳。
若いころからカゴ編みに興味があり
60歳手前から少しずつ教わりはじめたんだとか。
いまではすっかり名人に。
よく「60の手習い」と言いますが
まさに素晴らしいお手本。
柔和な笑顔の若子さんの手をみると、
大きくてしっかりした職人の手をされていました。
くるみやぶどうのカゴは、
使うほどに光沢が出てくるといいます。
和服にも洋服にもあわせやすい自然素材のカゴは、
使う素材によってまるで違った表情に。
これからの夏の装いにもぴったり。
くるみ、やまぶどう、あけび…
あなたはどのカゴがお好みですか?
2. つるんと喉越し!わらび粉みるくぷりん
西和賀のわらびはアクが少なくて粘りがあると
言われますが、わらび粉も同じような特徴があります。
西和賀産のわらび粉は白くて透明感があり、クセがなく
とろみ・粘りは一流のお菓子職人も認めるほど。
そんな西和賀産わらび粉を使って、
それぞれのお菓子屋さんはオリジナルの商品を生み出しています。
夏におすすめしたいのは
つるりとした喉越しとなめらかな舌触りのミルクプリン。
牛乳はもちろん西和賀の湯田牛乳!
冷やして食べると、極上ミルクプリンですが
黒蜜をかけるとあら不思議!和スイーツに変身!!