2020/07/09 Posted by
にしわがチョイス

一つ一つ手で編み上げる 世界に一つだけの「つる細工」 にしわが通信 Vol.25

こんにちは!にしわがチョイスです。

熊本・鹿児島の大雨災害で被災された方々には
心よりお見舞い申し上げます。
雨が続き、被害の拡大も心配です…。

ふるさとチョイスでは被災自治体への寄付を
受け付けております。

https://www.furusato-tax.jp/saigai/filter?category_id[]=1159&?top_top-info

2015年には、西和賀でも土砂崩れによる国道通行止めとなり
ふるさと納税で多くの方にご支援いただきました。

困ったときは助け合える仕組みでありたいと思います。

西和賀も連日、雨、雨、雨、です…。

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 目次
1. つる細工で爽やかな食卓を演出してみませんか
2. 夏こそ、甘酒!ひんやり新感覚スイーツで元気に!

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(アサヒラン(サワラン)。触らんで愛でるだけ。)

1. つる細工で爽やかな食卓を演出してみませんか

夏に向けて、テーブルコーディネートも
イメチェンしてみませんか?

ワンポイントに取り入れるだけで、
食卓の雰囲気がパッと変わるアイテムをご紹介します。

山間部の町には、つる細工が多く伝承されていますが、
西和賀も例外ではありません。
ザルに、カゴに、ロープ代わりに…。

日用品を「買う」のではなく、身の回りにあるものを
工夫して使っていた先人たちの知恵と技術は、
一方で芸術的な造形を生み出すほどに昇華されてきました。

豪雪地帯の西和賀では、
いまも、農閑期の冬だけオープンする工房で
地域の方々が集まって手編みでカゴや民芸品をつくっています。

編み手の中には、90歳や80歳のお母さんたちもいますが
細かい作業にもかかわらず、
年齢を感じさせない手捌きで、
シュッ、シュッと、編み上げていきます。

お母さんたちが集う工房には、
つる細工が好きでわざわざ遠方から買いにくる
お客さんも。

手作りなので、どのアイテムも世界に一つだけ。

今回は、ふるさと納税用に
特別にテーブルコーティネートセットを
つくってもらいました。

夏なら冷やした麦茶やアイスコーヒーの下に
コースターを添えて出すのも爽やかですし、

素朴なぬくもり感があるので、
秋の肌寒い日にお菓子を焼いて、
つる細工の鍋敷きやテーブルセンターに盛って
紅茶と一緒にいただくのも
嬉しい気持ちになりそうです。

2.  夏こそ甘酒!ひんやり新感覚スイーツで元気に!

冬のイメージがある甘酒ですが
実は、夏の季語なんです。

クーラーがなかった江戸時代の人たちは、
栄養満点の甘酒で夏バテを防止していたんだとか。

近年、疲労回復や熱中症防止効果に注目が集まり
「飲む点滴」とも呼ばれていますが
実は昔から、甘酒の効能はよく知られていたんですね。

今年の夏は、甘酒のパワーを借りて
暑さを乗り切りたいものです。

一方で、甘酒は、好き嫌いがわかれることも。

「私は甘酒のつぶつぶ感が苦手でね…」と、
今回ご紹介する「あまゆきちゃん」を
開発した〈やまに農産〉の高橋医久子さんは
甘酒が苦手な人や、食べ慣れていない若い人にも
食べやすいように、スイーツにアレンジ。

米と麹というシンプルな素材からつくられ
お米の優しい甘さを引き出しつつ、
粒感は残さず、なめらかな舌触り。

そこに、やまに農産特製の
果物のジャムをたっぷり混ぜ込みました。

シャーベット状のままアイス感覚で食べても、
溶ける過程を楽しんでも、
とろとろになった甘酒とジャムを混ぜながら食べるのもOK!

こ、こんなの食べたことないっ!?
新感覚のスイーツです。

もともと地元にある素材を
面白くするのが得意な医久子さん。

「小さな町で、人と同じもの作って競争しても仕方ないでしょ。
助け合うようなことをしなくちゃ。」

新しいアイデアをどんどん形にして
西和賀を元気にしてくれています。

更新日:2021/09/07