西和賀町より新年のご挨拶 にしわが通信 Vol.13
あけましておめでとうございます。
昨年は西和賀町へ皆様から多くのご支援をいただき、誠にありがとうございました。
年末に銀河高原ビール工場閉鎖(2020年3月末)など
地域産業にとっては大変ショックなニュースもありましたが、
にしわがチョイスはこれからもふるさと納税を通じて
西和賀の良いものとそれを作る事業者の方々を応援・ご紹介してまいります。
豪雪・過疎により岩手県内一の消滅可能性都市と言われた西和賀町をもっと元気に!
美しい町を未来にも繋げられますように。
2020年も西和賀町への応援をお願いいたします。
2020年1月
西和賀町ふるさと納税運営チーム
にしわがチョイススタッフ一同
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目次
1. 一年の計は元旦にあり!「人間ドック」で健幸な年を!
2. お正月のご馳走で疲れた胃に…ほっと「湯どうふ」はいかが?
3. にしわが時間
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(初ハロの日の出(-11℃の朝))
1. 一年の計は元旦にあり!「人間ドック」で健幸な年を!
みなさん、今年の目標は立てましたか?
「元気があれば何でもできる!」とはアントニオ猪木さんの言葉ですが
一年間を健康に過ごすためのプランも、ぜひ年間計画に入れておいてくださいね。
西和賀町では、ふるさと納税の返礼品として【人間ドック】の受診をご用意しています。
かつて、この小さな村で≪生命尊重≫を掲げて
日本で最初に〈乳幼児死亡率ゼロ〉を達成した村長がいました。
豪雪、貧困、多病多死と戦った沢内村(現西和賀町)の深澤晟雄村長が
昭和37年に乳幼児死亡率ゼロという偉業達成のために徹底したことは乳幼児のための「検診」でした。
検診による、病気の早期発見・予防はQOL(人生の質)を高めるためにも大切です。
深澤村長の遺志が息づくさわうち病院は、そのお手伝いがしたいと考えています。
予防・早期発見のための人間ドックの受診と共に、
西和賀のきれいな水と空気に触れ、リフレッシュしていただければ幸いです。
2. お正月のご馳走で疲れた胃に…ほっと「湯どうふ」はいかが?
ご存知ですか?
岩手県民は〈豆腐〉が大好き!
全国で豆腐の消費量が第一位で、一人年間30kgも食べているとか!?
これが正しければ、お米の半分くらい豆腐を食べているという計算…?
え〜〜っ、本当でしょうか??
どなたか実態をご存知だったら教えてください。
調べてみると、岩手は人口あたりのお豆腐屋さんの数も多いみたい。
こだわりのお豆腐屋さんがある町って
どことなく人の温もりも感じられそうなイメージがあります。
西和賀町にも、〈とうふや 源助〉という名のお豆腐屋さんがあります。
(お店に買いにいくと、おからをサービスしてくれます!)
美味しい水に恵まれた西和賀では
しばしば、自家用のお豆腐を手作りすることがあったそうです。
そんな〈手作り〉で〈つくりたて〉のお豆腐を
多くの方に味わってもらいたくて、
その日に売り切れる分しか作らないのが〈とうふや 源助〉のこだわりです。
お豆腐の材料は、大豆と水とにがりだけ。
シンプルだからこそ、風味の違いがわかりやすく
一口食べれば、濃厚な大豆のうま味と甘味を感じられます。
西和賀産の大豆と美味しい水から生まれた
豆の風味と栄養素がぎゅっと詰まった〈もめんとうふ〉は、
お味噌汁に、鍋に、炒め物に、卵とじに、ハンバーグにと大活躍!
お正月のご馳走に疲れた胃に、優しい湯どうふもおすすめです。
美味しい湯どうふのポイントは、
・水から豆腐を入れる(鍋に昆布を敷くのもGOOD!)
・弱火で芯まで温める。お湯やお豆腐がゆらゆらするくらい。
(※グラグラと煮立てるのはNG。固くなります)
・好きなタレや薬味で食べる^^
お豆腐をゆっくり温めることで
ふわっとした食感と風味が広がり、心も体もほっこりしますよ!
参考
・総務省家計調査2018年「都道府県庁所在地別品目別支出額」
・盛岡とうふ資料室HP
http://www.odette.or.jp/virtual/tohu/morioka/morioka.html
・全国豆腐連合会「都道府県別豆腐製造業者数(平成26年度)」
3. にしわが時間
四季の移ろいや町中の変化、自然とともに生きる暮らしの時間感覚など、西和賀の「ひととき」を切り取ってご紹介するコーナーです。
〈垢離とり〉って、なんて読むでしょう?
〈こりとり〉って、読むようです。
「鳥かな・・・?」と思ったら、どうやら冬の伝統行事のようなので、
どんな行事か気になって、見に行きました!
***
「えっほ!えっほ!」
遠くから聞こえる掛け声。
神社からふんどし一枚で走ってくる男性たち。
「おおおおおおおおー!」
と、雄叫びをあげながら、ざぶーんと川に入ってゆく。
今年は暖かい冬ですが、それでも気温は0度ほど。
もちろん、地面は雪でおおわれています。
(絶対寒い!辛そうだな・・・)
と思いきや、水に入る人は全員笑顔。
それを見ている周りに人も全員笑顔。
ほんの一瞬でしたが、なんだか心あたたまる時間でした!
ちなみに今は、「水に飛び込む方式」ですが、
大正時代半ばまでは「雪の坂を転がる方式」だったそうです。
もちろんふんどし一枚で。
素肌で雪の上って・・・時には、流血事件になることも。
ということで、今の川に飛び込む形になったそうです。
なんともユニークな行事。いつまでも、残りつづけてほしいと思いました。
(※「垢離」とは、神仏に祈願する際に水を浴びて身を清めること。
湯の沢地区で毎年、旧暦12月12日に行われています)
(地域起こし協力隊 門馬)
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