日本一に輝いた蜂蜜のヒミツ にしわが通信 Vol.3
こんにちは!にしわがチョイスです。
いま町内(の一部)では、先日配布された<きのこまつり>のチラシが話題になっています。
湯川温泉街のみなさんが中心となって開催するイベントで、毎年趣向を凝らしたチラシが面白いんです。週末は台風19号直撃との予報ですが、無事に開催できますように!あなたなら、誰に投票しますか?

きのこまつり2019
今回は、銀河高原ビールからの《感謝キャンペーン》のお知らせもあります。ぜひ最後までおつきあいください!
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目次
1. 《感謝企画》〈そよ風のケルシュ〉ふるさと納税だけのお得情報
2. 巣鴨養蜂園の世界一きれいな蜂蜜のヒミツ
3. にしわが時間 —壁画アートを描く高校生
4. 返礼品レポートを募集しています!
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「秋の花見ガエル」(花は猛毒のオクトリカブト。カエルも決して食べません)
1. 《感謝企画》〈そよ風のケルシュ〉ふるさと納税だけのお得情報
!ふるさと納税限定!
【銀河高原ビール〈ヴァイツェン〉さよなら特別企画】
前回、2019年秋をもって「ヴァイツェン缶」と「スターボトル瓶」が終売する旨をお知らせしました。1996年に西和賀町で産声を上げた銀河高原ビールはこの2種類からスタートしており、根強いファンも多い商品です。
これまでのご愛顧に感謝して、ふるさと納税チームではさよなら企画を立てました。
季節限定品〈そよ風のケルシュ〉を通常よりお得にお届けします。

ケルシュとは…ドイツのケルン地方で作られるビールのスタイル。華やかな香りとすっきりした飲み口で、濃いビールが苦手な人にも飲みやすい仕上がりになっています。
面白いのが、本場・ケルンでの飲み方。
“わんこそば”ならぬ、“わんこビール”なんです。
ケルシュ専用の細長いグラスで提供され、空になるとすぐに、店員さんが新しいビールと取り替えてくれます。もう飲めないよ、の合図は、コースターで蓋をするんだとか。
わんこそばのある岩手県民からすると、ずいぶん親近感がわきます(笑)。(余談ですが、銀河高原ビールの別商品で「椀子麦酒」(わんこビール)というのもあります)。
肌寒い日は、煮込み料理と一緒に爽やかなビールで乾杯なんて、いかがでしょうか?
2. 巣鴨養蜂園の世界一きれいな蜂蜜のヒミツ
2019年8月3日(はちみつの日)、巣鴨養蜂園の「春の花 〜さくら」の蜂蜜が、最も美味しいはちみつを選ぶコンテスト「(第5回)ハニー・オブ・ザーイヤー」の最優秀賞に輝きました。
西和賀町出身の高橋正利さんが、ふるさとに戻って養蜂を始めたのはわずか5年前。そこからあっという間にミツバチを育てる技術や独自の採蜜方法を築き上げ、他の人が真似できない養蜂を実現しています。
「素人だから、従来のやり方に疑問をもったり、良いと思うことをすぐに取り入れることができた」と語る正利さんのこだわりは、ミツバチの巣箱の中に<蜜採り専用枠>を作ること。
蜜採り専用枠?
聞きなれない言葉ですが、巣箱の中はどうなっているのでしょうか?
ミツバチの巣箱の中には、板状の枠(巣枠)が何枚も並行して入っており、ミツバチは巣枠に六角形の小部屋を作り、女王蜂が卵を産んで子育てをしたり、働き蜂たちが蜜や花粉を採ってきて貯蔵したりしています。
通常は、1つの巣枠の中で、子育てと蜜の保存が一緒に行われていますが、正利さんのやり方は子育てゾーンと蜜を集めるゾーンをわけています。そのため、ミツバチの成分が紛れ込むことなく、純粋に花の蜜だけを採ることができるのです。
当然、手間もかかりますし、採れる蜜の量も減ってしまいますが、”世界一きれいなはちみつ”を掲げて、妥協のない養蜂を貫いています。
また、蜂蜜が巣箱の中で熟成し糖度が高まることや、どうやって一種類の花の蜜だけを集めることができるのか、ミツバチの食料である蜜をもらう代わりに砂糖をエサとして与えること、などなど、養蜂の世界は知らないことばかりで、興味が尽きません。
正利さんとお話をしていると、ミツバチの習性や生態はもちろん、自然の花が咲く時期のこと、果樹の摘花や農薬散布のことなどにも詳しく、自然環境と養蜂がつながっていることがよくわかります。
「人の力ではどうにもならないのが蜂蜜。蜂をどう上手に増やして、働いてもらうか。あとは自然相手で花の時期と場所を調整すること」
自然豊かな西和賀を拠点に、きっちりと仕事をこなす正利さんがつくる蜂蜜は、混じり気のない、きれいで純粋な花の蜜だけの味わい。いろんな花の違いも試してみたくなりますね!
3. にしわが時間
(四季の移ろいや町中の変化、自然とともに生きる暮らしの時間感覚など、西和賀の「ひととき」を切り取ってご紹介するコーナーです)
西和賀高校2年のヤマハナ リョウです。美術部、銀河ホール演劇部(演出・役者)で活動しています。今年の8月から9月にかけて、錦秋湖に面した家に壁画アートを描きました。
《なぜ壁画アートを描こうと思ったのか?》
理由の1つとして、私の西和賀に対しての理想を実現する一歩にしたかったから。というのも、私は西和賀を、ここに住む人が本質的な部分で愛して、(その愛を)表現して、語って、結果的にその表現の数々が自身の作品となり、そういう誇りをもってここに住み、豊かさについて考える豊かさがある、そんな雰囲気や、町にしたいのです。それはきっと美しいこと。それを実現する、などといってる自分が表現をしなくてどうする、という疑問にいてもたってもいられなくなるほどむずむずしたから、壁画で表現しました。
《やってみてどうだったか?》
思わぬ人との交流や、意外なところに影響があったり、とビックリすることが案外ありましたね。楽しかったですし、色々と考えました。またやります。
壁画は、銀河ホール裏の湖上舞台または川尻の瀬川さんの家から見られます。ぜひ見にきてください!
(川舟在住・山鼻)
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