2019/09/06 Posted by
にしわがチョイス

【バックナンバー】西和賀町からのお知らせ にしわが通信Vol.01

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にしわが通信 vol.1 2019/9/6

[発行元:にしわがチョイス(西和賀町)]
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こんにちは!
岩手県西和賀町のふるさと納税業務を担当している〈にしわがチョイス〉と申します。

このたび、過去に西和賀町のふるさと納税にご寄附いただいた皆様に向けて、西和賀町をさらに知っていただくため〈にしわが通信〉を発行する運びとなりました。

奥羽山脈の“ど”真ん中にある人口6000人弱の小さな町から、四季折々の変化と暮らしをお伝えしてまいります。

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 目次
 1. にしわが通信発行にあたって
 2. ふるさと納税業務のメンバー紹介
 3. にしわが時間 -浴衣で温泉
 4. 募集しています!
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落下ハンモック

落下ハンモック

1. にしわが通信発行にあたって

西和賀町の産品を、

ふるさと納税返礼品にチョイスしていただき、ありがとうございます。

「西和賀町、岩手、東北を応援したい」
「銀河高原ビールが好き!」
「娘が西和賀町に嫁いだ」等々。

返礼品を選んだ理由は様々だと思いますが、せっかくのご縁なので、この町を少しでも身近に感じてもらうきっかけになればと願い、にしわが通信を発行することにしました。

ここでは、返礼品のPRよりも、西和賀の日常風景や人々をお伝えしていきます。

2019年の返礼品の内容を知りたい方は、ふるさとチョイスのページへどうぞ。

※今年は返礼品の充実も目標の一つです。

新たな返礼品の準備が出来次第、順次アップしていきます。

2. ふるさと納税業務のメンバー紹介

【メンバー紹介】

■ 登内芳也(とのうち よしや)
にしわがチョイス代表 

東日本大震災で久慈市や野田村にボランティアで来たのが岩手とのご縁のはじまりでした。7年前から、北上市の復興支援員としてふるさと納税業務を担当。2年前に、Uターン組のライターやデザイナーたちと〈(株)祭り法人射的〉を設立。ふるさと納税を通じた事業者支援により、地域を活性化していくことにやりがいを感じています。

《ふるさと納税のいいところ》

ずばり、「四方よし」の仕組み。
地方自治体よし、寄附者よし、返礼品事業者よし、そして何より、自治体に集まった寄附金によって、地域の課題解決ができ、結果、地域の弱者支援に繋がっていること。寄附金が有効に使われるためにも、寄附の使い道を寄附者と町民にきちんと明示していきます。

《西和賀町のいいところ》

・日本初の乳児死亡率ゼロやお年寄りの医療費無償化の実現など、元村長である故深澤晟雄さんの考え方の素晴らしさ
・豪雪地域ならではの四季の自然の美しさ
・高齢化している事業者も多いが、頑張るお年寄りが多く、仕事はある!

■ 門馬由佳(もんま ゆか)

地域おこし協力隊 ふるさと納税担当 

地域おこし協力隊の門馬(もんま)です。
昨年の7月に、生まれ育った東京から移住してきました。

西和賀町に来たきっかけは、
5年前の「ゆきあかり」というイベントと雪かきのボランティア活動でした。

ボランティア先のおばあちゃんに、
「こんなに雪が積もると、生活も大変ですね」と言ったら、

「雪が降る冬は何もできないけれど、夏場の畑仕事が忙しい時に、『孫にかわいい服でも作ってあげようかな』なんて、ゆっくり過ごせる冬に何をするか考えるのが楽しみなんだ」と。

その時、季節・風土にそって、自然とよりそった暮らしをしている人々の
力強さに心ひかれたのを今でも覚えています。

育ってきた東京は便利でなんでもあるけれど、

雪の日々は除雪が大変で、暮らしにくさもある西和賀ですが、

ここには日本に残したい生き方や考え方がある。そう思っています。

ふるさと納税を通して、そんな西和賀らしい暮らしを

みなさんにお伝えできたらいいなと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

3. 国道107号線の土砂災害への緊急寄付のお礼

平成27年(2015年)3月29日に発生した国道107号線の土砂崩れに伴う緊急寄付にあたっては、ふるさと納税を活用し、1000万円以上の寄付を集めることができました。春の観光シーズンを控えた西和賀町にとって、観光客の減少は致命的でしたが、ご寄付で購入したキッチンカーで西和賀町の外へPRに出向き、西和賀産品の販売や知名度の向上を図ることができました。

この場を借りて、あらためてお礼を申し上げます。

町長さんのコメント

(土砂災害緊急寄付の経緯)
平成27年3月、西和賀町の生命線とも言える国道107号線で、融雪に伴う土砂崩れが発生。西和賀町と北上市を結ぶ道路が通行止めとなりました。代替道として高速道路が使われましたが、車が町を素通りしてしまうため、観光客は激減。一時期は、町がゴーストタウンみたいになりました。一番影響が大きかったのが道の駅で、西和賀の物産PRが機能しなくなるとともに、商品を納めていた事業者も、働いていた人たちの仕事もストップせざるを得ないという状況でした。同時に、この災害はローカルニュースでしか取り上げられなかったため、認知度の低さが復旧の遅延につながる恐れもありました。そこでふるさと納税の災害時の緊急フォームを活用し、元気な西和賀を発信するとともに、町内の特産品を寄付の返礼品に。また、頂戴した寄付金を活用してキッチンカーを導入。観光客が来ないなら、こちらから町外に出かけて西和賀をアピールしよう!と、各地のイベント会場やお祭りに出店。生産者や事業者の経済効果につなげることができました。この寄付をきっかけとして全国に町を応援してくれる人ができたこと、土砂災害の復旧が進んだことを感謝申し上げます。

キッチンカーは現在も元気に活躍しています。8/26〜9/1のそば祭りでは、一面に白い花をつけたそば畑で、湯田牛乳ソフトやクレープの販売をしました。

4. 8月の西和賀模様

この町のキャッチコピーは『どこにも無い四季と湯の里』。湯の里と謳っている割には、どこの温泉街でも浴衣を着て歩いている人を見たことがありません。
そ・こ・で!

毎日通っている駅前の「ほっとゆだ」まで、夫婦でお揃いの浴衣を着ていくことにしました。

「あら〜いいごど!」
「デザインが涼しげ」
「かっこいい!」

たった数百メートル歩くだけで、いろんな人に声をかけられました。温泉までの道のりが、楽しく、居心地の良い時間になります。
想像してみてください。

夕刻に浴衣を着て温泉に入りに行く。車通りが少ないのでゲタのカランコロンという音も響く。
風呂上がりには湯田牛乳も銀河高原ビールもある。過疎は進んでいるかもしれませんが、ちょっとイイ町じゃないですか?

来年は、浴衣の人がもっと増えたらいいな〜なんて妄想しつつ…。 (川尻在住・瀬川)

ちなみに浴衣はこちらです。夏に雪輪模様という意外な組合せが、すごく素敵です。
ユキノチカラ西和賀町デザインプロジェクト×京屋染物店
(残念ながら返礼品ではありません^^;)

更新日:2021/08/16